韓国・忠清北道・堤川市(チェチョンシ)のスポーツセンター火災により29人が死亡した中、負傷者数が2人増えて計31人となった。負傷者のうち危篤状態はいないと消防庁が明らかにした。(提供:news1)
韓国・忠清北道・堤川市(チェチョンシ)のスポーツセンター火災により29人が死亡した中、負傷者数が2人増えて計31人となった。負傷者のうち危篤状態はいないと消防庁が明らかにした。(提供:news1)
韓国・忠清北道・堤川市(チェチョンシ)のスポーツセンター火災により29人が死亡した中、負傷者数が2人増えて計31人となった。負傷者のうち危篤状態はいないと消防庁が明らかにした。

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 22日、消防庁によると当時、火災現場にいた70代の男性2人が遅れて病院を訪ねたという。彼らは事故現場にいたが帰宅後、体に異常を感じて病院を訪れたことがわかった。

 これにより現在まで男性24人と女性7人など31人が病院を訪れた。消防庁の関係者は「負傷者31人中9人は現在、帰宅した状態だ」と説明した。

 消防庁は「現在、事故現場の捜索をしているが、追加の死亡者は確認されていない」と述べた。

 21日午後3時53分ごろ、忠清北道提川のあるスポーツセンターで大火災が発生し、女性23人、男性6人など29人が命を落とした。 特にこの建物2階の女性サウナで20人が死亡し、出入り口ドアの誤作動などの可能性が提起されている。

 事故の原因について消防庁関係者は「1階の駐車場で火災が起きたことは確かだ」と述べながらも、「最初の出火点が1階の天井なのかについては、追加で調査をしなければならない」と話した。

 また被害が大きかった原因のうち、スプリンクラー閉鎖の可能性も提起されている。ホン・チョルホ自由韓国党議員によると火災当時、1階ロビーに設置されたスプリンクラー設備のアラーム弁が閉鎖されており、スプリンクラーが建物の全フロアで作動しなかった。

 スポーツセンターのスプリンクラーバルブが閉鎖されており、作動しない状況だったが、今年該当の建物に対する消防当局の消防特別調査は行われていなかったとホン議員は指摘した。


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