魯報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
魯報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は14日の定例会見で、ティラーソン米国務長官が朝鮮半島有事に備え中国政府と危機対応策を議論したと発言したことについて、「朝鮮半島問題に関連し、米側と緊密な意思疎通と連携体制を維持している」と述べた。 憲法上、韓国の領土である北朝鮮での急変事態に関する議論が米中間で行われることは問題があるとの指摘に対しても「米側と緊密な意思疎通と連携体制を維持しており、今後も維持していく方針」と述べるにとどめた。 ティラーソン氏は12日(現地時間)、ワシントン市内で行った講演で、北朝鮮で政変など不測の事態が発生する場合、北朝鮮の核兵器を確保するための手段を含む非常計画を米中の高官が話し合ったと公言した。また、中国は北朝鮮で多数の難民が発生する場合に備えた措置を準備していると米側に説明。米国は有事の際に米軍が休戦ラインを越えて北朝鮮に侵攻しても必ず韓国側に戻ると約束したことを明らかにした。
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