靖国神社爆発音事件犯の母親が主張「息子が日本の刑務官から人権侵害に遭っている」=韓国
靖国神社爆発音事件犯の母親が主張「息子が日本の刑務官から人権侵害に遭っている」=韓国
2015年11月23日、日本の靖国神社で爆発音事件を起こした韓国人チョン・チャンハン(全昶漢)受刑者の母親が12日、全北(チョンブク)地方検察庁で記者会見を開き、「息子が日本の刑務官から人権侵害に遭っている」と訴えた。

 この日、チョン受刑者の母親は「刑務所に入る前の息子の身長は185センチ、体重92キロだった。4日に息子と面会したが、体重は半分になり、息子は目が痛くて開けることができず閉じていた。息子は数回、目の治療を要請したが、きちんとした治療を受けられていない」と主張した。また、「刑務所で課された作業ができなかったり、しなければ、刑務官は息子を殴打し、それによって腕を負傷した」と吐露した。

 続けて「刑務官らが朝鮮人などとして、息子とすれ違う際侮辱し、最近では就寝時に20センチの大きさのムカデを息子に投げ、腕を刺された」と述べた。そして「息子が日本の刑務所でどれほど険しい状況に置かれているのか、心配になって寝られない。息子が国内に戻れるよう助けてほしい」と強調した。

 これについて韓国外交部の関係者は「収監後、チョン受刑者と19回ほど面会し、刑務所での生活や健康に関して聞いた。体重が落ちた理由は食事が合わないようだと話し、刑務所内の暴行についての内容はなかった」とし、「刑務官の暴行についても、日本校正当局に問い合わせた結果、チョン受刑者が収監生活を誠実におこなわなかったため独房に入れたが、殴打はなかったとする返事を受けた」と明かした。また、国内移送に関しては「法務部と努力している」とし、「在外国民の保護に向け、最善を尽くす」と述べた。

 一方、チョン受刑者は2015年11月23日、日本・靖国神社の公衆トイレで火薬をつめた金属パイプを爆発させ、トイレ天井などを破損し、1.4キロ相当の火薬を密搬入しようとした疑いで同年12月、日本検察によって拘束起訴された。

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