<EAFF E-1選手権>優勝かけた日韓戦に向け、韓国代表がトレーニング
<EAFF E-1選手権>優勝かけた日韓戦に向け、韓国代表がトレーニング
勝利を手にした翌日だが、サッカー韓国代表チームの雰囲気はいつもに比べて明るいものではなかった。相手チームのオウンゴールによって、幸運にも得た勝利。内容は不十分であり、納得のいく試合運びではなかった。

シン・テヨン の最新ニュースまとめ

 常に、韓国では”サッカー韓国代表チーム”に寄せられる期待値が高い。いまの重い空気を変えることができる方法は、ただ一つ。優勝をかけた日韓戦で勝利し、優勝カップを手にすることしかない。

 日本で開催中の「EAFF E-1選手権」に参加中の韓国代表チームは13日午前、味の素スタジアム近隣のグラウンドでトレーニングを実施した。前日の北朝鮮戦では相手チームのオウンゴールで勝利。去る9日の中国戦で2-2で引き分けた代表チームは、1勝1分け・勝ち点4を記録し、2連勝中の日本に続き2位に浮上した。

 2戦目までの結果で、来る16日の日韓戦は単なる最終戦ではなく、トーナメントの決勝戦同様の雰囲気となった。日本は引き分け以上で優勝、韓国は勝利した場合にのみ優勝を手にすることができる。様々な条件から日本が有利ではあるが、韓国にも優勝の可能性が残された以上、いつも以上に白熱した日韓戦となるだろう。

 今大会を控えてシン・テヨン監督は「ワールドカップ前におこなわれる日韓戦という点でも、プレッシャーがないと言えばうそになる。日韓戦の前に臨む2戦がどうなるかはわからないが、(中国・北朝鮮戦で)良い試合をしても、日韓戦に勝てなければ国内で非難を浴び、選手の士気も下がってしまう」と話し、日韓戦に対するプレッシャーと覚悟を明かしていた。

 代表チームのストライカー=キム・シンウク(29)は「日韓戦が事実上、決勝戦となった。重要性が、より大きくなった」とし、「韓国で多くのサポーターがこの試合(日韓戦)を待ちわびているのはわかっている。良い試合をして、楽しみたい」と心境を伝えた。

 韓国代表チームの関係者は13日「明日(14日)は休息日に決定した」と発表。十分に疲労を回復し、集中力を高めることに注力するとの判断だ。

 舞台は整った。日本・韓国両国にとって、今回の日韓戦はいつも以上に熱い日韓戦になると予想される。

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