対テロ訓練の様子=12日、平昌(聯合ニュース)
対テロ訓練の様子=12日、平昌(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は12日、平昌冬季五輪の開・閉会式が行われる江原道・平昌のオリンピックプラザで対テロ総合訓練を実施した。 訓練は五輪施設で発生する可能性のあるドローン(小型無人機)や車両、爆発物、化学兵器を使ったテロのほか、人質立てこもりなど複合的なテロに備えた対応策を総合的に点検するために実施された。 国務調整室の対テロセンターをはじめ、情報機関の国家情報院、国防部、警察庁、消防庁、環境部、保健福祉部、江原道の8機関から約420人が訓練に参加し、李洛淵(イ・ナクヨン)首相も視察した。 参加者はテロ発生時における状況の伝達から爆発物処理、負傷者の救助、テロ犯の鎮圧、安全確保など全ての過程について訓練した。 李首相は「きょうの訓練により、テロに対してもう安心してもかまわないという自信を持つことになった」とし、完璧な訓練だったと評価した。また「事故はいつも予想できないところから発生することを留意し、新しいリスク要因がないか最後まで点検して補完してほしい」と要請した。
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