韓国、10月の大型連休に海外渡航者”大幅増”でサービス収支が歴代最大に赤字

10月の韓国大型連休を海外で過ごした人が増え、サービス収支が歴代最大赤字を記録した。営業日数の減少で輸出増加傾向も鈍化し、経常収支黒字幅は6か月ぶりに大幅に減少した。

　韓国銀行が5日に発表した国際収支（暫定）をみると、10月の経常収支は57億2000万ドルの黒字を記録。20120年3月以降、68か月連続黒字となったが、ことし4月（36億7000万ドル）以降、6か月ぶりに最小黒字幅となった。

　経常収支の黒字幅が減ったのは、旅行収支悪化でサービス収支が歴代最大赤字を記録したため。10月のサービス収支は35億3000万ドルの赤字と集計された。

　10月の出国者数は223万2000人で、1年前の同時期より19.6%増え、入国者数は116万6000人で同期間では26.6%減少した。