韓国警察、ソウル国税庁を家宅捜査＝サムスン借名口座確保へ

サムスン電子のイ・ゴンヒ会長など、サムスン一家の自宅インテリア工事不正疑惑を捜査する警察が、サムスンの借名口座確保のためソウル地方国税庁を家宅捜査した。

　警察庁は8日、特殊捜査と捜査官人を投入し、ソウル地方国税庁に対する家宅捜査令状を執行したと明かした。警察関係者によると、国税庁に対する警察の家宅捜査は、今回が初めて。

　警察は、警察が確認した借名口座を2011年ソウル地方国税庁に申告したとの陳述をサムスングループ関係者より確保。これに対する関連資料と事実を確認するため、家宅捜査に踏み切ったと伝えられている。

　8日午前9時30分よりおこなわれた家宅捜査は、約2時間30分にわたって進められた。