検察に出頭した崔議員=6日、ソウル(聯合ニュース)
検察に出頭した崔議員=6日、ソウル(聯合ニュース)
◇韓国前政権の裏金上納事件 元副首相が検察出頭 韓国の朴槿恵(パク・クネ)前政権時代に情報機関・国家情報院(国情院)が朴氏側に裏金を上納していた事件に絡み、国情院から1億ウォン(約1030万円)を受け取った疑いが持たれている元経済副首相兼企画財政部長官の崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)国会議員(最大野党・自由韓国党)が6日、ソウル中央地検に出頭した。崔氏は報道陣に対し「事実のまま検察に話す。疑いを晴らしたい」と述べた。◇接待規制法改正案 11日に再上程 韓国国民権益委員会の全員委員会は11日、公務員や報道関係者、私立学校教員らへの食事接待などの上限を厳しく定めた「不正請託および金品など授受の禁止に関する法律」(接待規制法)で規定された食事接待、贈り物、慶弔費の上限額を指す「3・5・10規定」の改正案を再上程する。先月27日の同委員会で、贈り物の上限を農畜水産品に限って現行の5万ウォンから10万ウォンに引き上げる改正案が否決されたが、内容の大幅な修正なしにほぼそのまま再上程される。◇米戦略兵器B1Bが韓国で爆撃訓練 対北圧力最高潮に 韓国軍の合同参謀本部は米軍のB1B戦略爆撃機1機が朝鮮半島上空に飛来し、韓米両軍と爆撃訓練を実施したと明らかにした。米領グアムの米軍基地から派遣されたB1Bは、韓米両軍が実施中の合同空中訓練「ビジラント・エース」に参加している米空軍の最新鋭ステルス戦闘機F22をはじめ、F35A、F35B、F16(いずれも2機)、韓国軍のF15K、KF16(いずれも2機)などと訓練を行った。◇浦項地震の被害額 昨年の慶州地震の5倍 韓国南東部・浦項で先月15日に発生したマグニチュード(M)5.4の地震による被害額が、昨年9月12日に浦項に近い慶州で起きたM5.8の地震に比べ5倍に及ぶと集計された。中央災難(災害)安全対策本部は6日、浦項の地震による建物の被害は計2万7317カ所で発生し、被害額は551億ウォンに達したと明らかにした。慶州の地震の被害額、110億ウォンの5倍を超える規模だ。今回の地震の被害は震源地の浦項に集中しており、被害額全体のうち546億ウォンが浦項地域で発生した。◇平昌五輪へのロシア選手団派遣禁止 韓国メダル戦線に影響は? 国際オリンピック委員会(IOC)が6日(日本時間)の理事会で、国家ぐるみのドーピングを理由にロシア・オリンピック委員会を資格停止とし、来年2月に韓国で開催される平昌冬季五輪への選手団派遣を禁じる処分を決めたことを受け、ロシア・オリンピック委員会は12日の会議で平昌五輪に参加するかどうかを決定する予定だと伝えられた。仮にロシアが大会の「ボイコット」を宣言しスター選手が不参加となれば、五輪のメダル争いにも少なくない影響が及ぶと予想される。
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