【ソウル聯合ニュース】韓国政府当局は、来年2月9日に開幕する平昌冬季五輪でドローン(小型無人機)や車を使ったテロが起きる可能性にも備えている。 国務調整室の対テロセンターは5日、国家安保室や情報機関の国家情報院、警察庁など関係機関とともにテロ対策実務委員会を開いた。 実務委では10月末に確定させた平昌五輪テロ対策実施計画の機関別推進状況を確認するとともに、非常事態発生時の指揮体系などを集中的に協議。特に、新たな形のテロであるドローンテロ、米ニューヨークやスペイン・バルセロナなどの都市で今年11件起きた車突入テロの予防策を点検し、状況別の関係機関の対応を確認した。また、ドローンテロに備え平昌五輪施設の上空に臨時飛行禁止区域を設定し、現場モニタリング用ドローンの運用に向けた承認手続きを検討した。 対テロセンターは12日、開・閉会式が行われる平昌のオリンピックプラザで対テロ総合訓練を実施し、関係機関の備えを最終点検する。
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