フェルトマン事務次長(右)=(聯合ニュース)
フェルトマン事務次長(右)=(聯合ニュース)
【ニューヨーク聯合ニュース】国連は4日(米東部時間)、フェルトマン事務次長(政治局長)が5~8日に北朝鮮を訪れ、李容浩(リ・ヨンホ)外相ら政府高官と会談すると発表した。北朝鮮のミサイル発射などで朝鮮半島での緊張が高まる中、対話再開に向けた糸口を探る狙いがあるとみられる。 国連幹部の訪朝は、2010年2月に当時のパスコー政治局長、11年に当時のエイモス人道問題調整官が訪朝して以来となる。今回は北朝鮮側が9月に訪朝を提案し、今月初めに決まったようだ。 北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐっては、グテレス国連事務総長が「仲介意欲」を示してきただけに、フェルトマン氏は今回の訪朝で北朝鮮を対話のテーブルに引き出すため、仲介に乗り出す可能性がある。また、グテレス氏の訪朝を協議することも考えられる。 潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長は在任中の15年5月に訪朝を推進したが、北朝鮮側が突然許可を取り消し、実現しなかった。
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