北朝鮮、重大報道で宣言「“火星15型”の発射実験成功…核武力完成の実現」

北朝鮮が29日、同日発射したミサイルは大陸間弾道ミサイル（ICBM）級「火星15型」であり、発射実験に成功したと明らかにした。

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　朝鮮中央TVはこの日昼12時30分ごろ（日本時間）、重大報道を通して「新たに開発した大陸間弾道ミサイル火星15型の発射実験が成功裏におこなわれた」と報道した。また、「金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長が火星15型の発射成功を見守り、国家核武力完成の歴史的大業が実現したと宣言した」と伝えた。

　北朝鮮はこの日午前3時17分ごろ、平安南道・平城一帯から日本海上に長距離弾道ミサイルを発射した。

　一方、合同参謀本部はこの弾道ミサイルが高度約4500キロ、予想飛行距離約960キロでICBM級「火星14型」と推定されると分析した。