平昌オリンピックスタジアム=(聯合ニュース)
平昌オリンピックスタジアム=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】2018年平昌冬季五輪の開幕まで3カ月を切り、外国人観光客誘致に向けた観光業界のPRも追い込みに入った。 特に、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備をめぐり韓中関係が冷え込んだ影響で減少した中国人観光客の客足を取り戻すための努力を傾けている。 韓国観光公社は中国・昆明で17日から3日間開催された旅行博覧会「中国国際旅游交易会」に、大規模な韓国観光広報販促団を率いて出展した。 同社関係者は「韓中関係改善の雰囲気を活用し、平昌五輪のほか高品質な防寒商品、個人旅行商品に関するマーケティングに集中し、低迷する訪韓中国人旅行市場の活性化に焦点を当てた」と述べた。 また、日本人観光客の誘致に向け、観光公社、江原道、韓国空港公社、平昌冬季五輪・パラリンピック組織委員会、韓国訪問委員会が共同で今月1日から羽田空港に平昌五輪の広報ブースを設置した。ブースは来月21日まで運営する。同空港では5~7月に韓国観光広報館も運営した。2カ月間に日本人や訪日外国人約1万2400人が広報館を訪れた。 欧州でも観光客誘致に向けた活動が行われた。文化体育観光部と観光公社は今月6~8日に英国のワールド・トラベル・マーケット(WTM)に参加し、韓国の魅力をアピールした。 観光公社は今月から2カ月間、フランス・パリの韓国文化院で「韓国文化観光大展」を開く。開催期間中は韓国伝統音楽コンサート、韓国料理に関するイベントなどを催す。 同社は9月にフィリピン、インドネシア、ベトナム、マレーシアで開催された博覧会やフェスティバルに参加して平昌五輪をPRし、東南アジアでの広報活動にも力を入れた。
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