<アジアプロ野球CS>“日本に完敗”韓国代表監督「コントロール面で日本に学ぶ点がある」
<アジアプロ野球CS>“日本に完敗”韓国代表監督「コントロール面で日本に学ぶ点がある」
国際大会「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017(APBC)」第1回大会で準優勝に終わった韓国のソン・ドンヨル監督(54)が「敗退から教訓を得なければ」と強調した。

ソン・ドンヨル の最新ニュースまとめ

 野球韓国代表は19日、東京ドームでおこなわれたAPBC決勝戦で日本に0-7の大差で完敗した。16日、日本との予選第1戦で延長10回の接戦の末、7-8で惜敗を喫した韓国は第2戦で台湾に1-0で勝利し、日本との再対決が実現した。韓国としては雪辱を果たす機会だったが、結果は完敗となった。

以下は記者会見でのソン監督の質疑応答。

■総評するならば。
投手陣が有利なカウントを引っ張っていかなければならなかったが、不利な状況となり結果が良くなかった。相手(日本)の先発投手が緩急調節をとても上手にこなし、韓国側の打者陣はスイングが大きかった。

■継投タイミングはどのように見るか。
投手(パク・セウン)の制球力が思うようにならなかった。そのため、速いテンポに変えたが、結果が良くなかった。

■日本の田口麗斗投手の印象は。
制球力が良く緩急調節も良かった。スライダー、スローカーブなどがきちんとコントロールされ、韓国側の打者陣がタイミングを合わせる上で困惑した。

■若い選手たちと何を得たか。
良い経験をしたと思う。良い教訓を残した。私も監督としての初大会だったが、東京五輪までに準備しなければならないことがとても多い。
選手たちの意欲や情熱は褒めてあげたい。アジア大会や五輪までに補完すべき点がある。私も学ぶことが多い。

■専任監督として難しいと感じた点はあるか。
韓国だけオーバーエイジ枠を使わなかった。若い選手たちに一度でもこの球場でプレーしてほしかったからだ。日本には負けたが、選手たちは良い経験をしたと考える。

■田口投手のようなタイプのピッチャーは韓国にもいるか。
きょうの先発投手はスピードではなくコントロールだった。変化球も遅い球と速い球を混ぜていた。コンディションが非常に良かったようだ。私たちも投手がいないわけではないが、制球面で日本に学ぶ点があると考える。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0