健闘を誓い合う(右から)宣監督、台湾代表の洪一中監督、日本代表の稲葉篤紀監督=15日、東京(聯合ニュース)
健闘を誓い合う(右から)宣監督、台湾代表の洪一中監督、日本代表の稲葉篤紀監督=15日、東京(聯合ニュース)
【東京聯合ニュース】野球の国際大会「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017(APBC)」(16~19日)に出場する韓国代表の宣銅烈(ソン・ドンヨル)監督が15日、東京ドームで開かれた記者会見で意気込みを語った。 宣監督は「練習を終え、選手に『自信を持ってやろう』と言った。東京ドームで初めて試合をする選手がほとんどだ。多くの観衆の前で緊張すれば本来の技量を発揮できない。意欲的に臨んで今大会で良い試合をしたい」と抱負を述べた。 現役時代は中日ドラゴンズで活躍し、「名古屋の太陽」と呼ばれた宣監督は、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)やプレミア12では投手コーチとして代表チームに加わっていたが、今回は監督として初めて指揮を執る。  宣監督は優勝するために何が必要かと問われると、「われわれは若い選手が大部分だ。緊張せずに自分のプレーをすればよい結果が出せると思う」と述べた。 今回の代表チームは若い選手が主軸で、力のある強打者が不在だ。これに対し宣監督は「長打力より機動力を前面に出す。選手のコンタクト能力はむしろ(過去の代表と比べ)劣っていないと考えている」と自信を示した。 韓国と日本はプロ選手が参加した1998年のバンコク・アジア大会以降、国際大会で21勝22敗とほぼ互角の争いを演じている。 宣監督は、相手の投手陣に揺さぶりをかけることを日本戦の勝利の秘策として挙げた。また、日本の俊足を封じるのに全力を傾ける。 韓国代表は16日午後7時、開幕戦で日本と対戦する。大会は3チームが総当たり戦を行い、上位2チームが19日の決勝に進む。
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