浦項市内では建物の外壁が落下するなどの被害が発生した(読者提供)=15日、浦項(聯合ニュース)
浦項市内では建物の外壁が落下するなどの被害が発生した(読者提供)=15日、浦項(聯合ニュース)
【浦項聯合ニュース】韓国気象庁によると、15日午後2時29分ごろ、南東部の慶尚北道浦項市の北9キロの地域でマグニチュード(M)5.4の地震があった。南東部で強い地震が発生したのは、昨年9月12日に浦項に近い慶州でM5.8の地震が起きて以来、1年2カ月ぶり。 浦項では、最初の地震の後にも数回にわたり余震が続いた。 多くの市民は建物の外に避難し、一部のマンションではエレベーターが停止した。現在まで人命被害は確認されていない。 今回の地震では、各地で建物が損壊する被害が発生した。浦項市北区の韓東大では建物の外壁が剥がれたほか、同区のマンションで管理事務所の壁が落下した。また、家の中では額縁が落下したり、本が落ちたりしたという。 慶州市の月城原発など国内の原発は正常に運転しており、同市の放射性廃棄物処理場にも異常はないことが確認された。 浦項市の消防当局は被害状況を調べている。
Copyright 2017(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0