韓国検察が15日、イ・ビョンギ元国家情報院(国情院)長(70)に対する逮捕状を請求した。
韓国検察が15日、イ・ビョンギ元国家情報院(国情院)長(70)に対する逮捕状を請求した。
韓国検察が15日、イ・ビョンギ元国家情報院(国情院)長(70)に対する逮捕状を請求した。

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 ソウル中央地検特殊3部(部長検事:ヤン・ソクチョ)はこの日、国情院の特殊活動費を大統領府(朴槿恵(パク・クネ)前大統領側)に上納していた容疑などで、イ氏を相手に逮捕状を請求すると明らかにした。

 イ氏は2014年7月~2015年3月、国情院長として在職しながら特殊活動費上納を裁可した容疑を受けている。特に検察はイ氏が赴任して以降、前任者・南在俊(ナム・ジェジュン)氏(73)時の5000万ウォンの倍にあたる1億ウォン(約1000万円)が大統領府に上納されたと見ている。

 検察は13日、イ氏を被疑者として召喚し調査していた中、14日午前3時ごろに緊急逮捕した。検察関係者は「調査過程など諸般状況を総合的に考慮し、イ元院長を緊急逮捕した」と明らかにした。イ氏は緊急逮捕された当日午後、検察に召喚され調査を受けた。

 検察は前日、いずれも国情院の院長だった李炳浩(イ・ビョンホ)氏(77)と南在俊氏に特定犯罪加重処罰法上国庫損失とわいろ供与などの容疑を適用して拘束令状を請求した。

 検察は朴槿恵政権時代に情報機関・国家情報院を率いていた院長3人の召喚調査をおこなってから、朴被告への聴取も積極的に検討しているという。

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