中韓首脳、来月APECで首脳会談開催=「関係改善の契機に」(提供:news1)
中韓首脳、来月APECで首脳会談開催=「関係改善の契機に」(提供:news1)
朝鮮半島のTHAAD(終末高高度防衛ミサイル)配備問題であつれきが生じていた韓国と中国政府が首脳会談を開催することで確定したことにより、“歴代最悪”と評価されていた両国の関係改善のための糸口が解かれることが期待される。

 韓国政府はアジア太平洋経済協力会議(APEC)開催を契機に中韓首脳会談が開催されると31日、発表した。

 文在寅(ムン・ジェイン)政権に入り、両国の首脳会談が開催されるのは今回が2回目だ。しかし、来月11日、ベトナムで開催されるAPECを機に実現した首脳会談の重みは去る7月、G20(主要20か国)首脳会議期間に開かれた中韓首脳会談と大きく異なる。

 中国国内の政治的要素が安定した点が最も大きい。このため今回の首脳会談の開催は時期的にも適切だという分析だ。

 中国共産党指導部は最近、今後5年間中国を率いる指導部構成を終え、これを通じて今後、中国政府の対内外の政策を下絵を描いたものとみられる。

 こうした状況で、韓国政府は多方面で接触しこれまでの両国間の誤解を解消することに注力した。 これに中国側の共感を得たものとみられる。



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