韓国　きょうのニュース（１０月２４日）

◇文大統領　二大労組執行部を大統領府に招き会合へ　韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領が２４日午後、労働組合の二大全国組織、韓国労働組合総連盟（韓国労総）と全国民主労働組合総連盟（民主労総）の執行部を青瓦台（大統領府）に招き、会合を行う。同日夜には労働界の関係者も交え夕食会を兼ねた会合を開く。◇韓米日のイージス艦　北ミサイル探知・追跡訓練　韓国軍合同参謀本部は２４日、「韓米日の３カ国が２４日から２５日まで韓国と日本の近海でミサイル警戒訓練を実施する」と明らかにした。韓国海軍の「栗谷李珥」、米海軍の「ステザム」など２隻、日本海上自衛隊の「きりしま」と、計４隻のイージス艦が投入される。コンピューターシミュレーションによる訓練で、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したと想定し、模擬の標的を３カ国のイージス艦が探知、追跡し、情報を交換する。◇初の原発廃炉　解体に７００億円超　６月に運転を停止した釜山市郊外の古里原発１号機の解体に７０００億ウォン（約７００億円）を超える財源が必要との試算が出たことが２４日、産業通商資源部が与党・共に民主党の国会議員に提出した資料で明らかになった。同機は韓国最初の商用原発で、原発廃炉は韓国で初めて。◇健康保険「ただ乗り」の高額資産保有者が増加　健康保険料を支払っている会社員らの被扶養者のため保険料を負担していない人のうち、１億ウォン以上の資産を保有する人が昨年は過去最多の１８５万３７９４人に達した。前年より２０万人以上増えた。健康保険公団が国会保健福祉委員会の野党議員に提出した資料で分かった。◇今年入居開始のマンション価格　分譲時より大幅上昇＝ソウル　今年入居が始まったソウル市内の１２の新築マンション（１００世帯以上）の価格が分譲価格より平均２億ウォン上昇したことが明らかになった。これらマンションは２０１３年１１月～１５年１０月に分譲された。ソウル市が国会国土交通委員会の野党議員に提出した資料で分かった。