韓国の東の海上で18日、演習を行う米原子力空母ロナルド・レーガン(米海軍提供)=(聯合ニュース)
韓国の東の海上で18日、演習を行う米原子力空母ロナルド・レーガン(米海軍提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】16日から朝鮮半島周辺で始まった韓米海軍の合同演習が20日、終了した。演習期間中に北朝鮮が挑発を行う可能性があるとみられていたが、軍事的な緊張を高める動きは見せなかった。 東海と黄海で行われた今回の演習には米原子力空母ロナルド・レーガン、韓国海軍のイージス駆逐艦「世宗大王」など40隻を超える両軍の艦艇が参加した。 米軍の高機能偵察機「ジョイントスターズ」(J-STARS)、FA18戦闘攻撃機や多用途艦載ヘリコプターMH60R、攻撃ヘリのAH64E(アパッチ・ガーディアン)、A10対地攻撃機なども投入され、韓国からはP3哨戒機や対潜ヘリコプターのリンクス、海上作戦ヘリのAW159(ワイルドキャット)、輸送ヘリのUH60(ブラックホーク)、F15K戦闘機などが参加した。 演習では北朝鮮の海上挑発に対応する対特殊戦部隊作戦(MCSOF)訓練が行われ、防空戦や対潜戦、ミサイル警報訓練、海上封鎖、対艦・対空艦砲射撃訓練なども実施された。 演習を終えたロナルド・レーガンは来月7日に予定されているトランプ大統領の訪韓時まで朝鮮半島周辺に留まる可能性がある。 軍当局は北朝鮮の挑発の可能性に備え、強化した監視体制を維持する方針だ。
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