昨年12月の海兵隊による独島防衛訓練(資料写真、海兵隊資料から)=(聯合ニュース)
昨年12月の海兵隊による独島防衛訓練(資料写真、海兵隊資料から)=(聯合ニュース)
【鶏竜台聯合ニュース】韓国海兵隊が2018年から20年までをめどに、「戦略島しょ防衛司令部」と、独島防衛のための「鬱陵部隊」をそれぞれ創設する計画だ。 陸海空軍統合本部がある忠清南道・鶏竜台で19日、国会国防委員会による国政監査が行われた。海兵隊は業務報告を通じ、「中国や日本など周辺国の上陸戦力の増強に先んじる備えを講じており、(これまでの)西北島しょ防衛中心から、周辺国の脅威にも同時に備える戦力島しょ防衛司令部への転換を推進中」と説明した。また、巡回式の独島防衛について、鬱陵部隊の編成に取り組んでいるとした。 鬱陵部隊が編成されれば、平時あるいは有事の際に独島に接近する不特定の脅威勢力を防ぐ任務を担うことになる。 戦略島しょ防衛司令部と鬱陵部隊は18~20年を目標に創設が進められる。 海兵隊はまた、21年に航空団を創設し攻撃ヘリコプターを確保する案を、19~23年の国防中期計画に反映させたい考えだ。垂直離着陸が可能な無人航空機(UAV)や師団・大隊級部隊の偵察用UAV、装輪装甲車、高速戦闘舟艇なども確保していくと報告した。
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