韓国　きょうのニュース（１０月１８日）

◇韓国の国債格付け　ムーディーズがＡａ２で据え置き　米格付け大手のムーディーズ・インベスターズ・サービスは１８日、韓国の国債格付けを最上位から３番目の「Ａａ２」で据え置き、見通しを「安定的」とした。ムーディーズは韓国について「強い経済回復力、財政健全性、透明な政府制度などを基盤に現行の格付けを維持してきた」と評した。◇歌手チョ・ヨンナムに有罪判決　絵画代作依頼し自作として販売　無名画家を雇って描かせた絵画を自身の作品と偽って販売したとして詐欺罪などに問われた歌手チョ・ヨンナム被告（７２）の判決公判が１８日、ソウル中央地裁であり、裁判官は懲役１０カ月、執行猶予２年を言い渡した。◇朴槿恵被告側の「人権侵害」主張　韓国政府が否定　収賄罪などに問われている韓国前大統領の朴槿恵（パク・クネ）被告が拘置所で人権侵害に遭ったと主張したことに対し、韓国法務部は１８日、朴被告の主張は事実と異なると文書で反論した。監房が汚くて寒いとの朴被告の主張に対し、床暖房設備とテレビ、水洗トイレなどを備えた適正な広さの監房に収容されていると説明した。◇日本水産物の輸入規制　韓国政府「ＷＴＯ敗訴なら上訴」　東京電力福島第１原発事故を受け韓国が日本からの水産物輸入を規制しているのは不当だとして、日本政府が世界貿易機関（ＷＴＯ）に提訴した問題で、韓国産業通商資源部は１８日、一審で敗訴すれば上訴する意向を示した。同部は報道資料で「判定が韓国国民の健康保護の面で不当だと判断されればＷＴＯの手続きに従い上訴する」と伝えた。韓国の敗訴が濃厚とみられる中、ＷＴＯから判定内容を伝えられても黙っていると一部で報じられ、政府として立場を示した。◇「ハンバーガー病」　韓国マクドナルドを家宅捜索　韓国で４歳の女児が加熱の不十分なハンバーガーのパテを食べ、「ハンバーガー病」とも呼ばれる溶血性尿毒症症候群（ＨＵＳ）を発症したとされる問題で、韓国検察は１８日、韓国マクドナルドや協力会社など４カ所を家宅捜索した。女児の家族は７月、食品安全法違反などの疑いで韓国マクドナルドを告訴した。