男子サッカー韓国代表のシン・テヨン監督(47)が15日、ヨーロッパ遠征2連戦を終え帰国した。
男子サッカー韓国代表のシン・テヨン監督(47)が15日、ヨーロッパ遠征2連戦を終え帰国した。
男子サッカー韓国代表のシン・テヨン監督(47)が15日、ヨーロッパ遠征2連戦を終え帰国した。その際、空港では不十分な競技力に対する一部ファンの抗議デモが続き、現場の雰囲気は冷めきっていた。

シン・テヨン の最新ニュースまとめ

 紆余曲折の末に2018ロシアW杯本大会への出場を決めた韓国は今月初めにおこなわれたヨーロッパ強化試合でも反騰できなかった。ロシアに2-4、モロッコに1-3で敗北し、期待に応えるには至らなかった。いわゆる“ヒディンク論議”により、そうでなくても良くない世論状況は最悪となった。

 こうした雰囲気は帰国現場でもそのままあらわれた。シン監督の帰国時間を前に、「チュクサモ(サッカーを愛する国民)」会員たちが抗議デモを繰り広げた。彼らは「韓国サッカーは死亡した」、「文教体育部、サッカー協会の不正調査をしろ」と書かれたプラカードを掲げ、声明書も配布した。

 「チュクサモ」は声明書で「国家代表チームは2018ロシアW杯を控え、国民にサッカーの歴史上、最悪の挫折感と苦痛を与えた。こうした総体的危機を引き起こした競技力の背景には無能な監督、大韓サッカー協会に責任がある」と訴えた。

 そして彼らは、「総体的弊害を起こした協会長と執行部は総辞職しろ。この危機事態の唯一の対案であるヒディンク監督を直ちに迎えなさい」、「今回のヨーロッパ遠征2連戦の大惨事を持ってきたシン・テヨン監督とキム・ホゴン技術委員長は直ちに退け」、「文教体育部が今の事態を放置したのは、国民を愚弄する職務遺棄だ。サッカー協会を直ちに監視しろ」の3つを要求した。

 予定されていたシン監督の空港インタビューはキャンセルされ、サッカー協会関係者は「こうした雰囲気ではインタビューが不可能だ」と説明した。

 一方、サッカー代表は来月、韓国国内で2度の強化試合をおこなう予定だ。相手はまだ決定していない。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0