9月14日、仁川で行われた韓中日の3カ国中央銀行総裁による会合で歓談する李総裁(左)と日本銀行の黒田東彦総裁(韓国銀行提供)=(聯合ニュース)
9月14日、仁川で行われた韓中日の3カ国中央銀行総裁による会合で歓談する李総裁(左)と日本銀行の黒田東彦総裁(韓国銀行提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は9日、記者団に対し、「景気回復を確信しつつある段階で北のリスクが大きくなった」と述べ、北朝鮮リスクが政策金利引き上げ時期の決定に影響を与えていることを示唆した。 また「北のリスクに伴う不確実性を見極めなければならない」とし、「今回が山場になるかもしれない。来週、(経済)見通しを発表するため、それまでにすべての状況を見て判断する」と話した。 李総裁の発言は北朝鮮リスクが政策金利の引き上げに大きな障害となっていることを示したものと受け止められる。 一方、10日に期限満了を迎える中国との通貨交換(スワップ)協定を延長するかどうかについては、「様々な状況を考慮して、しばらく言及を控えるべきと判断した」と述べるにとどめた。
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