金正恩氏=(聯合ニュース)
金正恩氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は7日、労働党の第7期2回全体会議を主宰し、核開発と経済発展を同時に進める「並進路線」の継続と「自力更生」を通じた制裁の克服を呼びかけた。朝鮮中央通信が8日、伝えた。 全体会議の開催は昨年5月の第7回党大会の直後に開かれて以来17カ月ぶり。会議で金委員長は党の並進路線の徹底した貫徹と核武力建設を強調し、経済の自立と主体性の強化を訴えた。 こうした発言は、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁で中国をはじめとする国際社会が制裁に乗り出したため、経済的困難や住民の動揺を和らげ、内部結束を強化する狙いがあるとみられる。 一方、会議では組織問題も取り上げられ、金委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部副部長(党中央委員)は政治局の候補委員に選任された。
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