モバイル端末を利用して買い物をする市民(資料写真)=(聯合ニュース)
モバイル端末を利用して買い物をする市民(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国オンラインショッピング協会は7日、スマートフォン(スマホ)を中心とするモバイル端末を利用したインターネット通販の売上高が、今年は前年比19.5%増の42兆5280億ウォン(約4兆2000億円)になるとの試算を明らかにした。昨年の売上高は35兆5850億ウォンで前年比45.7%の大幅増を記録した。 特に、Gマーケットやオークション、11番街、インターパークなど、業者や個人のオンラインショップが集まるオンラインモールのモバイル通販による売上高は、昨年が12兆1790億ウォンで前年比55.9%成長しており、今年は前年比28.1%増の15兆6000億ウォンに達する見通しだ。 オンラインモールは流通の中間マージンなしで消費者に製品を直接販売できるため価格を抑えられ、不景気の時ほどコストパフォーマンスの良い商品を求める若者を中心とする消費者が多く利用している。 百貨店や大型スーパー、テレビショッピングなど、小売業界のモバイル通販による売上高も、今年は26兆9280億ウォンと前年比15.1%成長すると見込まれる。 モバイル通販市場の急成長をもたらしているのはスマホの急速な普及だ。移動通信の国際的な業界団体、GSMアソシエーションによると、昨年末現在の韓国のスマホ普及率は85%で世界トップだった。 ネット通販業界の関係者は「モバイル通販は簡単な決済で便利に商品を購入できる上、小売業界が積極的なプロモーションを行っており、市場規模は今後ますます拡大するだろう」と話している。 韓国オンラインショッピング協会は国内のネット通販関連の代表的企業で構成された非営利民間団体。現在、イーベイコリア、インターパーク、ロッテドットコムなど、約90社が加入している。
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