韓国野球委員会、審判統合管理システムを導入=来年から(提供:news1)
韓国野球委員会、審判統合管理システムを導入=来年から(提供:news1)
元審判の金品授受で問題が浮上した韓国野球委員会(KBO)が来年から審判統合管理システムを施行する。

 KBOは「不公正な行為を遮断して、審判委員会の専門性と公正性を強化するため、審判統合管理システムを導入する」と6日、明らかにした。

 今回発表された審判管理システムは全7項目で構成される。

 まず不公正な行為を遮断するためKBO事務局内に審判不正行為の情報提供のためのホットラインを新設する。KBOは情報提供があった場合、すぐに対応に乗り出す計画で、総裁直属の調査委員会を設立し、審判陣の試合への外的な不正行為をモニタリングする。

 特に刑事処罰の対象となる不正行為や規約違反事項が発生する場合には、ワンストライクアウト制を導入して、即刻退出させる。

 またKBOは審判に対する監督を強化するため審判監督官制度を導入する。KBOクリーン・ベースボール・センター長と担当官が監督官となり、審判モニタリング、判定の評価、諮問や行政の役割を担当する。

 審判らを対象にした昇降制度施行される。考課評価を基準にKBOリーグ審判が2年連続下位グループにとどまる場合、フューチャーズリーグに降格される。その後、2年以内にKBOリーグに昇格されない場合は退出される。

 資質向上のため、審判委員会専用ウェブページを構成し、審判一人ひとりにストライクゾーンの分析資料など出場した試合に対する資料を提供する。

 採用に関しては非選手出身の採用を拡大することに決定した。先輩・後輩間の癒着の可能性を減らすため、選手と非選手出身を1:1の割合で採用する計画だ。

 このほかにも判定の議論を解消するため、必要な場合、競技場で主審が場内マイクで説明する予定であり、年次別にカスタマイズされた教育も実施する。


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