懇談会で発言する文大統領=27日、ソウル(聯合ニュース)
懇談会で発言する文大統領=27日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日、大統領直属機関、民主平和統一諮問会議の委員を招いて行った懇談会で「これまでの10年間、南北関係が閉塞(へいそく)し、民主平和統一の活動は大きな困難が伴ったが、新政権は南北関係が難しい状況にあっても多様な統一事業に対する支援を惜しまない」と述べた。 その上で、「今は容易な状況ではないが、朝鮮半島の平和と繁栄は必ず来るだろう」とし、「夜が深まるほど、夜明けは近い」と強調した。 また、堅固な韓米同盟と国際協力の上で北朝鮮核問題に断固たる対応を取りながら、平和統一のための準備と努力も着実にしていかなければならないとし、民主平和統一諮問会議にその役割を担って欲しいと求めた。
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