【ソウル聯合ニュース】韓国半導体大手SKハイニックスは27日、この日取締役会を開き、東芝の半導体子会社「東芝メモリ」の買収に参加することを決議したと発表した。 東芝は20日に東芝メモリの売却に向け、米ファンドのベインキャピタルを中心にSKハイニックスなどが参加する「韓米日連合」と株式譲渡契約を結ぶことを決めたと発表している。東芝メモリの売却額は2兆円で、SKハイニックスは3950億円を投じる。このうち1290億円は転換社債の形で投資し、2660億円はベインキャピタルが作るファンドに出資する。 同社は「今回の投資がNAND型フラッシュメモリー事業や技術面での優位性確保など、中長期的な競争力を高めるための足場作りになるよう期待している」としている。 この日、SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長はSKハイニックスの取締役会終了後、東芝メモリの買収に絡み、日本へ向かった。 同グループの関係者は聯合ニュースの取材に「午後1時ごろの航空便で訪日したと承知している」と伝えた。
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