【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が26日発表した2017年版の高齢者統計によると、今年の65歳以上の高齢者数は707万6000人で、総人口(5144万6000人)の13.8%を占めた。2060年にはこの比率が41.0%に達すると見込まれている。 65歳以上の人口を0~14歳の幼少年人口で割り、100を掛けた老年化指数は今年が104.8だった。指数が100より大きければ、幼少年人口より65歳以上人口の方が多いことを意味する。人口推計上で高齢者人口が幼少年人口を上回ったのは初めて。少子化や長寿化が影響している。 世帯主の年齢が65歳以上の世帯は399万9000世帯で、全体の20.5%を占めた。45年には47.7%まで上昇し、全世帯の半分近くを占める見通しだ。 65歳以上の高齢者の死因1位はがんで、人口10万人当たり796.2人ががんで死亡した。 一方、65歳以上の男性の離婚件数は昨年6101件、女性は2910件だった。全体の離婚件数は前年比1.7%減少した一方、65歳以上の男性、女性の離婚件数は逆に4.3%と9.6%、それぞれ増加した。 昨年の65歳以上の雇用率は前年比0.1ポイント上昇の30.7%で、全体の雇用率(60.4%)の約半分だった。
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