京畿道知事、長男が覚せい剤使用で逮捕…「国民に謝罪する…公人としての役割を揺れることなく果たしたい」

韓国のナム・ギョンピル京畿道（キョンギド）知事（52）が19日、長男が麻薬容疑で逮捕され、調査を受けたのと関連し「何も申し上げられない。国民の皆様に謝罪する」と伝えた。

　これを前に、ナム知事の長男（27）は去る17日、ヒロポン使用容疑でソウル警察庁広域捜査隊に逮捕され、調査を受けた。

　ナム知事はこの日午前、京畿道庁ブリーフィングルームでの記者会見を通じてこのように明かし、「父親として息子にまともに教育しなかった私の過ちだ。子供は警察調査に誠実に臨み、自身が犯した罪に値する罰を受けることになるだろう」と述べた。

　また、「あまりにも重い過ちを犯した。あってはならないことだ。父親として惨めな気持ち」としながら、「胸が痛い。多くの方に心配をかけ、改めて深く謝罪申し上げる」と頭を下げた。

　ナム知事は自身の去就について「私は京畿道知事だ。京畿道知事として、京畿道政が揺れることなく最善を尽くして仕事をしたい」と述べた。来年の地方選挙に関しては「私は2つの役割をしていると考える。一つは私人としての父親の役割、父親としての役割を充実させる」とし、「京畿道知事として公人の役割も揺れることなく全うする。残りの政治的役割に関しては後に話す。今後の政治的立場を申し上げる時期ではないと考える」と付け加えた。