人道支援物資を積み北朝鮮に向かうトラック(資料写真)=(聯合ニュース)
人道支援物資を積み北朝鮮に向かうトラック(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は18日の定例会見で、北朝鮮に対する人道支援について、「乳幼児や妊婦などへの人道支援は政治的な状況とは関係なく続けるというのが政府の基本的な立場」として、「制裁・圧力とは別」との考えを重ねて示した。 また、「国際社会も同じ立場」として、「歴代政権でもこのような立場には変わりがなかった」と述べた。 韓国政府は21日に南北交流協力推進協議会を開き、国連児童基金(ユニセフ)と世界食糧計画(WFP)の要請を受けた北朝鮮に対する母子保健事業に計800万ドル(約8億9000万円)を支援するかどうか議論する方針で、現段階では支援が決まる可能性が高い。 ただ、統一部は17日に公表した資料で、同協議会で支援方針を決めても支援の時期は南北関係などを総合的に考慮して決定するとの姿勢を示した。
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