サムスン電子(資料写真)=(聯合ニュース)
サムスン電子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は14日、自動運転やコネクテッドカー(通信機能を備えた車)分野の技術を確保し、自動車電装事業を強化するため、3億ドル(約330億円)規模の「オートモーティブ・イノベーション・ファンド」を設立すると発表した。スマートセンサーやマシンビジョン(映像イメージを利用した検査・分析技術)、人工知能(AI)、コネクティビティー(接続性)ソリューション、セキュリティーなどの技術取得を目指す。 サムスン電子は同ファンドの最初の戦略的投資先として、自動運転プラットフォームと先進運転支援システム(ADAS)のグローバルリーダーであるTTTechを選び、7500万ユーロ(約98億円)を投じる計画だ。 ファンドはサムスン戦略革新センターが運営する。サムスン電子は投資先の企業と、自動運転やコネクテッドカーの技術に関するオープンイノベーション(外部と連携して新技術を創出すること)などに取り組む。
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