閣議で発言する文大統領=5日、ソウル(聯合ニュース)
閣議で発言する文大統領=5日、ソウル(聯合ニュース)
【モスクワ聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は5日、ロシア・タス通信とのインタビューで「北の核問題解決に役立つのであれば、どのような種類の対話も避けないが、今は北と対話する適切な時期ではない」と述べた。 また「朝鮮半島問題は平和的な方法で解決されなければならない」とし、「われわれは北の体制崩壊や吸収統一を推進しない。北核問題を北の体制を保障して解決しようと努力しており、朝鮮半島の強固な平和体制を構築することを望んでいる」と説明した。   その上で、韓国は北朝鮮の6回目の核実験に断固たる措置を取るが、それと同時に北朝鮮核問題の根本的な解決策の摸索を続けると強調した。 ただ、「北の今回の核実験は以前のものよりはるかに深刻だ」とし、「われわれは制裁と圧力の強化、高いレベルでの戦闘態勢の強化などを通じ、最も断固たる方式で対応する」と表明。「北が挑発を繰り返し、国際社会がこれを非難して対北圧力を強化するという、悪循環の輪を切る必要がある」と強調した。       文大統領は6日から2日間の日程で、「東方経済フォーラム」出席のためロシア・ウラジオストクを訪れ、プーチン大統領と会談する。文大統領のロシア訪問は就任後初めて。
Copyright 2017(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0