握手を交わす宋永武長官(右)とスウィフト司令官=5日、ソウル(聯合ニュース)
握手を交わす宋永武長官(右)とスウィフト司令官=5日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は5日、宋永武(ソン・ヨンム)同部長官が来韓しているスウィフト米太平洋艦隊司令官とこの日午後に会談し、北朝鮮による3日の6回目核実験を受けた韓米の対応策を協議したと明らかにした。両国は、北朝鮮のさらなる挑発を抑止する「実質的な軍事的対応策」を講じる必要があるとの意見で一致したという。 宋氏は、スウィフト氏がこの日のシンポジウムで空母打撃群を含む戦略資産(兵器)を朝鮮半島に持続的に展開すると表明したことを高く評価し、朝鮮半島の平和と安定のため太平洋艦隊司令部が引き続き中心的な役割を担ってほしいと求めた。 これに対しスウィフト氏は「韓国防衛に向けた米国の揺るぎない安全保障公約に変わりはない。太平洋艦隊は公約の履行に最も献身的に臨む」と応じた。 スウィフト氏は、韓国海軍がこの日午前にソウルで主催した「国際海洋力シンポジウム」に出席するため来韓した。韓国滞在中に宋氏のほか、韓国軍や在韓米軍の幹部に会うとされる。
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