国情院北朝鮮が北太平洋に向け通常の角度でミサイル発射を行う可能性があると報告した(イメージ)=(聯合ニュース)
国情院北朝鮮が北太平洋に向け通常の角度でミサイル発射を行う可能性があると報告した(イメージ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は4日、国会情報委員会の緊急会合で北朝鮮が北太平洋に向け通常の角度でミサイル発射を行う可能性があると報告した。同委所属の議員が伝えた。 国情院は、北朝鮮が今回の核実験に対する国際社会の対応を注視しており、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を行う可能性に加え、中距離弾道ミサイル「火星12」、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の「火星14」などを通常の角度で発射する可能性があると指摘した。 また北朝鮮が9月9日の建国記念日や10月10日の朝鮮労働党創建記念日に合わせて緊張状態を作り、体制の結束を図ろうとするものとみられると説明した。 会議に参加した委員は、「9月9日前後に北がICBMを通常の角度で発射する可能性があると国情院がみている」とし、「これまで高角発射されていたが、通常角度で発射されれば大変なことになる」と懸念を示した。 別の委員は国情院から通常角度での発射の可能性について言及があったとした上で、「米国本土までではないが、グアム程度の距離を飛ばすのではないかという話があった」と伝えた。
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