31日、「勤労挺身隊ハルモニ(おばあさん)とともにする市民の集まり」によると慶尚北道に居住していたイ某氏が前日(30日)午後3時ごろ、老衰で死去した。
イ某氏は1924年、咸鏡北道出身で、慶尚北道にいる親戚のところで養女として育った。
地域の共同洗濯場にいたところ、旧日本軍に連行され、台湾の慰安所で働かされたとされる。解放以後、農業と食堂の仕事をして生計を営んできたイ氏は、2001年7月、政府に慰安婦被害者として登録した。
イ氏は、生前に名前を明らかにすることをためらっており、葬儀は遺族の意向によって非公開の家族葬でとりおこなわれる。
イ氏の死去で政府に登録された旧日本軍の慰安婦被害生存者は、国内34人、国外1人など35人に減っており、大邱(テグ)・慶尚北道には4人の被害者が生存している。
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