”J経験者コンビ”キム・ミヌとキム・ジンス、「攻撃力と自信感で勝負に出る」

シン・テヨン監督（46）率いるサッカー韓国代表のサイドバックをめぐり、し烈な競争を繰り広げているキム・ミヌ（水原三星、27）とキム・ジンス（全北現代、25）の”元Jリーグコンビ”。2人はライバル同士でありながらも、互いを冷静に評価し、相手の長所を評価しながら競争により力を入れている。

キム・ミヌ の最新ニュースまとめ

　韓国代表は24日午後、坡州（パジュ）に位置するサッカー代表チームトレーニングセンター（NFC）でトレーニングをおこなった。シン・テヨン号として新たなスタートをきった代表チームは来る31日、ワールドカップアジア地区最終予選・9次戦に臨む。

　24日午後、トレーニングを前に取材陣の前に姿をみせたキム・ジンスは「ミヌ先輩は攻撃手としての役割も担うことができ、攻撃的な面での長所がある。僕も積極的なスタイルではあるが、僕よりミヌ先輩がより攻撃的なプレースタイル」と評価。

　一方、キム・ミヌは後輩＝キム・ジンスについて「日本とヨーロッパの舞台で活躍した経験豊富な選手。そして、幼いころから誰より自信感に満ち溢れたプレーをみせてきた」と紹介した。

　正確なクロスはもちろん、自ら果敢にゴールを狙う点でも2選手は共通点が多く、どちらを選択するか、監督に”幸せな悩み”を提供している。

　キム・ジンスは「これまでのどの試合より、守備が要となる試合。攻撃的な面よりは、まず守備により神経を注ぎたい。スリーバックでもフォーバックでも、関係ない」と覚悟を明かし、キム・ミヌも「代表チームに復帰しうれしいが、いまは光栄な気持ちとプレッシャーの2つを同時に感じるべき状況。どのようなフォーメーションでも適応することを念頭に置いて準備する」と力を込めた。