記者懇談会で発言する高東真氏(サムスン電子提供)=24日、ニューヨーク(聯合ニュース)
記者懇談会で発言する高東真氏(サムスン電子提供)=24日、ニューヨーク(聯合ニュース)
【ニューヨーク聯合ニュース】「私たちは昨年起きたことを忘れない」――。韓国のサムスン電子が米ニューヨークで23日(米東部時間)に開いた大画面スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーノート8」の発表イベントで、スマホ事業を担当する高東真(コ・ドンジン)無線事業部長(社長)は前モデル「ギャラクシーノート7」の発火事故に言及し、消費者からの信頼回復を誓った。 サムスン電子はイベントの開始直前、発火事故への謝罪とブランドを支持してくれるユーザーへの感謝を込め、ノート7を使っていたユーザーからの激励メッセージを収めた映像を上映した。 高氏は終了後にニューヨークのホテルで開いた記者懇談会で、「ノート8の発売に当たり前作に言及せずにはいられないと考えた。ノート8を通じ、(発火事故が)製品の問題ではなくバッテリーの問題だったことを証明したかった」と強調。その上で、「きょう発表したノート8がサムスン電子の信頼回復の転機になればという思いだ」と語った。 新製品への自信も見せた。高氏は「他社もデュアルカメラを搭載しているが、ノート8はユーザーが必要とする意味のある革新に焦点を当てた製品だ」とし、「ノート8が(今年上半期に発売した)『ギャラクシーS8』と非常に似ているという声もあるが、使ってみれば違いが分かる」と述べた。
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