人事聴聞会で発言する鄭氏=18日、ソウル(聯合ニュース)
人事聴聞会で発言する鄭氏=18日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍制服組トップの合同参謀本部議長候補に指名された鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)前空軍参謀総長は18日、国会で開かれた人事聴聞会で、北朝鮮核問題の交渉手段として、韓米合同演習の縮小を検討しているかどうかについて、「全く考慮していない」と述べた。在韓米軍の撤退も検討していないと答えた。 定例の韓米合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)は韓国で21日から実施される。 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が17日、就任100日を迎えて行った記者会見で、北朝鮮が「レッドライン(越えてはならない一線)に近づいている」と指摘したことに関しては、「北が袋小路に陥る危機的な状況を最大限抑止したいという意味だと理解している」との認識を示した。 北朝鮮の非核化については、「究極的な目標は非核化達成であり、中間段階は核の凍結、その次が非核化」と述べた。
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