鄭義溶室長(左)とマクマスター大統領補佐官=(聯合ニュース)
鄭義溶室長(左)とマクマスター大統領補佐官=(聯合ニュース)
◇韓米の安保担当高官が電話会談 北朝鮮の挑発で対応協議 韓国青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長と米国のマクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が11日に電話会談し、北朝鮮による相次ぐ挑発や威嚇への対応策を話し合った。青瓦台の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官が会見で伝えた。電話会談は40分間行われ、朴報道官は両氏が「両国の安保と国民の安全のために取る段階的措置について、緊密かつ透明に協力するという約束を再確認した」と伝えた。◇文大統領が17日に記者会見 就任100日迎え 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、就任から100日を迎える17日に青瓦台で記者会見する。青瓦台関係者が11日、伝えた。北朝鮮核問題や朝鮮半島の安全保障危機といった外交・安保問題や、健康保険の適用拡大策、投機目的の住宅取引の規制などを盛り込んだ不動産対策、高所得層と大企業対象の増税、脱原発などさまざまな政策に言及する見通しだ。◇雇用労働相候補 労働時間短縮を明言 韓国雇用労働部長官候補の与党「共に民主党」の金栄珠(キム・ヨンジュ)国会議員は、11日に開かれた国会の人事聴聞会で、「週最大52時間労働を明確にし、労働時間特例業種の問題も改善する」と述べた。また、労働時間の短縮が若年層の雇用創出につながるよう、行政・財政支援を強化するとの方針を明らかにした。◇ソウルの建て替えマンション価格 7カ月ぶり下落 韓国政府が2日発表した不動産対策が、ソウルの建て替えマンション市場を直撃した。不動産情報会社の「不動産114」の調査によると、ソウルの建て替えマンションの価格が今週0.25%下落したことが11日分かった。ソウルの建て替えマンションの価格が下落したのは、今年1月13日の調査(マイナス0.08%)以来7カ月ぶり。先週までの調査では上昇傾向が続いていた。◇韓国総合株価指数が急落 米朝の緊張高まりで 韓国の総合株価指数(KOSPI)は11日、米国と北朝鮮の間の緊張感が高まってから4日連続で続落し、終値は前日比39.76ポイント(1.69%)安の2319.71と急落した。2320台を割り込むのは5月24日以来。◇旧日本軍による慰安所設立示す未公開文書 韓国機関が公開 韓国の国家機関、国史編纂(へんさん)委員会は11日、日本による植民地支配時代に日本軍が慰安所の設立と管理に関与したことを示す2点の史料を公開した。史料は米国立公文書記録管理局(NARA)で見つかった。国史編纂委員会の関係者は「旧日本軍が慰安所の設立と管理に直接関与しなかったという日本政府の主張を覆す文献だ。日本政府に法的な責任を問い、正式な謝罪を要求することができる根拠となる」と強調した。
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