北朝鮮を逃れてくる住民が増えている(イメージ)=(聯合ニュース)
北朝鮮を逃れてくる住民が増えている(イメージ)=(聯合ニュース)
◇北朝鮮の20代男性1人 韓国に亡命 韓国軍合同参謀本部は11日、「きょう午前1時ごろ、(韓国北西部の)喬桐島へ亡命してきた北の住民1人を救助した」と発表した。軍で亡命の動機や過程などを調べているという。◇米議会調査局「THAAD運用費用は米国負担」 米議会調査局(CRS)が10日(現地時間)までにまとめた韓米関係に関する報告書で、在韓米軍の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」運用費用を米国が負担するという原則を改めて示した。報告書は、トランプ米大統領がTHAAD費用を韓国が負担するのが適切と発言したことに、韓国の配備反対派の間で懸念が広がっていると言及した。一方、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領は、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級ミサイルの発射実験を実施した後、THAAD配備に前向きな姿勢を示している。◇女性の就業者数が最多 雇用の質が課題 韓国の先月の女性就業者数が統計開始以来、過去最高を記録したことが11日、分かった。統計庁によると、7月に女性の就業者は1148万3000人で、1年前に比べ18万1000人増加した。ただ、雇用期間が1年未満の労働者の割合は男性より高く、雇用の質は劣っているといえる。◇高齢者の外来診療 自己負担軽減へ 来年から65歳以上の高齢者が近隣の医院で外来診療を受けた時の自己負担が減る見通しだ。現行の自己負担は、一定額の診療費までは一律、それ以上は診療費の30%となっているが、年々診療費が上がり基準額を超えることも多く、自己負担が増している。保健福祉部は11日、来年1月施行を目標に、健康保険法施行令の改正作業を進めていることを明らかにした。高齢者の自己負担が急激に増すことを防ぐため、定率制に変更する。◇韓国総合株価指数が続落 下げ止まりはどこ? 韓国株式市場で海外投資家の売り注文が優勢となっており、総合株価指数(KOSPI)が3日続落した。どこで下げ止まるか、市場では意見が分かれている。株価下落は政府の税法改正案と不動産対策、企業の業績の下振れなどに加え、北朝鮮リスクが影響したとみられる。◇解放記念日に合わせ各地で少女像除幕へ 80体超に 15日の韓国の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)とその前日14日の「世界慰安婦の日」に合わせ、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が新たに約10体設置される。最初の少女像は、慰安婦被害者の故金学順(キム・ハクスン)さんが初めて自身の被害を公の場で証言した年から20年後の2011年に、ソウルの日本大使館前に建てられた。慰安婦問題の解決を求め同大使館前で毎週集会を開催してきた市民団体が1000回目の集会で設置した。その後、各地で少女像の設置が相次ぎ、今年3月時点で73体を数える。
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