記者会見を行う委員会のメンバーら=10日、ソウル(聯合ニュース)
記者会見を行う委員会のメンバーら=10日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】東京・東村山市の国平寺に祀られていた朝鮮人徴用被害者の遺骨33柱が、韓国に戻された。 徴用被害者の遺骨返還に取り組む団体「日帝強制徴用犠牲者遺骸奉還国民追慕委員会」は10日、ソウル市内で記者会見を開き、6日に金浦空港を通じて韓国に戻った遺骨を、大韓民国殉国先烈遺族会に臨時で安置したと明らかにした。 国平寺には、日本による植民地時代に強制徴用された先祖約300人の遺骨が安置されている。今回は身元が確認された101柱のうち33柱のみが引き渡された。残りの遺骨は来年までに順次戻される予定だ。 委員会は15日午前11時からソウル・光化門の世宗大王の銅像前で「光復72周年日帝強制徴用犠牲者遺骸奉還国民追慕祭」を行う計画だ。 行事には朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長と韓国7大宗教の指導者が出席する。33柱の遺骨は追悼式を終えた後、ソウル市立昇華院に安置される。
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