北朝鮮、中距離弾道IRBMについて「島根・広島・高知上空を通過しグアム周辺30~40キロに着弾」
北朝鮮、中距離弾道IRBMについて「島根・広島・高知上空を通過しグアム周辺30~40キロに着弾」
北朝鮮の戦略軍は米国に厳重な警告を送るため、中距離弾道ミサイル(IRBM)「火星12」のグアム包囲射撃方案を検討していると伝えられた。朝鮮中央通信が10日、報道した。

 金絡謙(キム・ラクキョム)戦略軍司令官は9日、発表を通して「前日、スポークスマン声明を通じて共和国に対する全方向的制裁と軍事的威嚇程度を最大に高めている米国に十分な警告をした」として、このように明かした。また、「われわれの今回の軍事的行動措置は朝鮮半島とその周辺地域での米国の狂態を制止させる上で、効果的な処方になるだろう」と警告した。

 「火星12」に関しては「日本の島根県、広島県、高知県上空を通過することになり、飛行距離は3356キロで飛行時間は1065秒を想定している。そしてグアム島周辺30~40キロの水域に着弾する」と具体的に明かした。

 金氏はまた、「戦略軍は8月中旬までにグアム包囲射撃方案を最終完成し、共和国核武力の総司令官同志に報告して命令を待つ」としながら、「米国の言動にずっと注目している」と伝えた。

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