【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は2日の定例会見で、米国で北朝鮮に対する強硬な発言が出ていることに関連し、韓米の対北朝鮮政策は大きく異ならないとの見解を示した。 トランプ米大統領が北朝鮮との戦争も辞さないと発言したとする米メディアの報道を受け、記者から「政府は対北対話の基調を維持するか」と尋ねられ、「挑発には断固として対応するとの立場に変わりなく、米国の政策も(北朝鮮への)最大の圧力と関与という基本的立場に変化はない思う」と答えた。 白報道官は、先の韓米首脳会談で両国首脳が北朝鮮に対する敵視政策を持っていないと明らかにしたほか、文在寅(ムン・ジェイン)大統領がドイツ・ベルリンでの演説で「北の崩壊を望んでおらず、どのような形態の吸収統一も、人為的な統一も推進しない」と明言したことに触れた上で、米国側の立場も大きく異ならないとの見解を示した。 米共和党の重鎮、グラム上院議員は1日、米NBCテレビの番組で、トランプ大統領がグラム氏に対し、北朝鮮が長距離弾道ミサイルの開発を続けるなら北朝鮮との間で戦争が起きると述べたことを明らかにした。
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