北朝鮮のミサイル発射実験の様子=(聯合ニュース)
北朝鮮のミサイル発射実験の様子=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は31日の国会国防委員会で、北朝鮮が28日に強行した大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星14」の発射実験後も弾道ミサイルの新たな発射実験や6回目の核実験など、戦略的挑発を行う可能性があると報告した。 同部は「爆発力が増した核実験を通して、核弾頭と発射手段の能力を示す可能性が常に存在している」とし、「(北朝鮮北東部)豊渓里の核実験場は常に核実験が可能な状態を維持している」と伝えた。 韓米ミサイル指針を巡る協議に関しては「現在運用中の軍事委員会(MCM)と韓米定例安保協議(SCM)などの国防協議体を活用するほか、韓米実務委員会を構成して協議を加速させる計画だ」と説明。その後は対話を政府レベルに引き上げ、協議に乗り出す予定だという。 両国はミサイル指針で定められている射程800キロの韓国の弾道ミサイルに搭載できる弾頭の重量を現行の500キロから1トンに増やす方向で指針の改定を推進する。
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