【ソウル聯合ニュース】韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官は31日の国会国防委員会の答弁で、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備と関連し、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領に(全面配備を)要請し、臨時で配備することが国家安全保障会議(NSC)で決まった」と説明した。 文大統領は、北朝鮮が28日深夜に大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の弾道ミサイルを発射したことを受け、韓国南部のTHAAD配備先に発射台4基を追加で臨時配備するよう指示。この日、韓国国防部は米国側と協議を始めたと伝えた。米軍はTHAADの発射台2基と高性能レーダーを韓国に配備し、運用しているが、追加の4基は韓国に持ち込んだものの別の基地に保管している。 同部は同委員会で、発射台4基の追加配備について、「臨時のパッドを設置してから配備する」と報告した。
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