AFC、「旭日旗応援」で川崎Fの上訴を棄却=懲戒を最終確定
AFC、「旭日旗応援」で川崎Fの上訴を棄却=懲戒を最終確定
アジアサッカー連盟(AFC)が、川崎フロンターレの上訴を棄却し、「旭日旗応援」に関する懲戒を最終確定した。

 AFCは20日、「ことし5月、川崎に下した無観客試合(1試合)と罰金1万5000ドル(約170万円)の懲戒を確定する」と発表した。

 これを前に、川崎サポーター2人は去る4月、水原三星と川崎のAFCチャンピオンズリーグG組予選・5次戦が開かれる前、水原ワールドカップ競技場に旭日旗を掲げ、物議を醸した。

 水原のチーム関係者はこれを把握した後、警備員に連絡し、すぐに旭日旗を没収した。

 AFCは調査に着手した後、川崎にAFC規定58条(人種・政治など差別的な行動と言及を通して相手に屈辱を与える行為の禁止)と65条(スタジアム内での政治的スローガン、侮辱的な応援の禁止)に違反すると発表。サポーター管理を怠ったとして川崎に対し、1試合を無観客試合・罰金1万5000ドルを命じた。これと共に今後一年間、同様の事案が発生した場合、加重処罰を科すと警告した。

 これに対し、川崎側は「政治的な意図はなかった」として上訴。しかし、AFCは旭日旗での応援が、韓国国民の尊厳を害する行為であると解釈し、川崎の上訴を棄却した。


Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0