北朝鮮、ことしも 日照り被害が深刻… 国連は”緊急支援金”を計画
北朝鮮、ことしも 日照り被害が深刻… 国連は”緊急支援金”を計画
北朝鮮が、ことしも深刻な日照りの被害に見舞われていることがわかった。国連は、緊急対応の支援金を支給する計画だ。

 緊急対応支援金は、人道主義の観点から救護が急がれる国に提供される資金。昨年、咸鏡北道(ハムギョンブクド)の洪水で被害が拡大した際、国連は510万ドルを支援した。

 12日、米国の声(VOA)が単独入手した国連合同調査団の北朝鮮日照り調査資料によると、咸鏡北道全体の栽培面積の16%が日照りによる被害を受けたという。

 なお、国連調査団は今後も状況を見守る必要があるとする一方、2015年よりも被害は大きくないとの見方を示した。北朝鮮の2015年穀物生産量は、日照りなどの影響で前年(2014年)に比べて11%減少していた。

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