国会情報委員会の全体会議に出席した国情院の徐院長(中央)=11日、ソウル(聯合ニュース)
国会情報委員会の全体会議に出席した国情院の徐院長(中央)=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が最近、内閣改造を断行し、外務省次官に同省のホ・ヨンボク局長を任命したことが分かった。韓国情報機関、国家情報院(国情院)の徐薫(ソ・フン)院長が11日の国会情報委員会の全体会議で報告した。 北朝鮮の動向については、平壌に居住することを好む心理や市場の拡散、賄賂を受け取って違法居住を黙認する取り締まり機関の腐敗により、平壌で違法居住が増加していると報告した。 こうした事態を受け、北朝鮮当局は取り締まりに乗り出し、前科者や無職者を地方へ追い出しているという。その目的について国情院は「平壌の人口と財政負担を減らすと同時に体制維持の基盤をつくるため」との見方を示した。
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