【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は6日付の1面社説で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)と発表した「火星14」の4日の発射実験について、国際社会の超強硬な制裁を受けながらも主体的な国防工業が飛躍的な速度で発展し、短期間でICBMの発射実験を成功させられたと伝えた。北朝鮮の相次ぐ核・ミサイル挑発を受けた国際社会の制裁に全く効果がなかったとの主張だ。 同紙は2~5面の大半を発射成功や金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長をはじめとする金氏一族をたたえる記事で埋め尽くした。「ICBMの発射成功」を大々的に報じることで、祝賀ムードを盛り上げるとともに内部の結束固めを図る狙いがあるとみられる。 労働新聞だけでなく朝鮮中央通信や朝鮮中央放送などその他の北朝鮮メディア、「わが民族同士」など北朝鮮の対外宣伝メディアも、「ICBMの発射」を「勝利」とたたえ、金委員長らの偶像化に努めた。
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